アマンダ・ゴーマン 文
クリスチャン・ロビンソン 絵
さくまゆみこ 訳
あすなろ書房
「どうってことないから、気にしないで」
「どうしようもないことさ」
「やってもむだだね」
みんなは そうなふうに言うんです。
やってみなくちゃわからないし、
できることだってあるはずだよね。
とっても小さいものが
大きいものを動かすことだって、
あるんだよね。
理解を得られないのは
「ほんとにかなしいね」
怖いし、どうしていいかわらないし、
腹も立つ。
ほんの少しの希望があったとしたら、
持ち続けた方がいい。
友だちだって助けてくれる。
うまくいかなかったとしても、
またやり直すんだ。
なんどでも、なんどでも。やがて……。
ジョー・バイデン大統領の就任式で
自作の詩「わたしたちの登る丘」を朗読した
詩人アマンダ・ゴーマンと、
コルデコット賞を受賞したイラストレーターの
クリスチャン・ロビンソンがコラボしたのが
この作品です。
時代を超えていく
希望のメッセージ。
きっと 希望は
あります。
小さな男の子の信念が、まわりを少しずつ
変えていくのです。
ついつい私たちが今感じている
嘆きやあきらめ、
孤独や無力感。
そこにゆっくりとじわじわでも
確かにしっかりと
言葉が響いてくるのです。
そのささやかで揺るぎない行動に、
心を動かされるのです。
この絵本が、子どもたちの、
そして多くの大人たちの
「勇気」となっていきますね。
読後感が 素敵です。
希望や勇気や幸せを感じる心が
湧いてきます
しあわせだなあって 思えます
この絵本を紹介していただいた
読書アドバイザーのNさん
ありがとうございます
オーディションの投票の結果もいち早く
おめでとうってラインを下さいました。
きょうのひとりごと
相手のことをおもい
立場を考えて
今日は しっかり
聞こうと思います
そして 私の意見も
しっかり 言おうとおもいます
今日も絵本力に感謝です