杉本昌隆
PHP研究所
なぜ、藤井聡太は強いのでしょうか――
その理由を師匠である著者は、分析されています。
人は誰もが好き嫌いや得意、
不得意があるものだが、将棋に関して藤井は、
そのような視点で相手を見ていない。
見ているのは、後世に残る棋譜を
残したいという思いだけだ。つまり、
タイトルに関しても周りが騒ぐほど
大きな関心を寄せていないのではないかと。
それで平常心が保たれ、盤面に集中することが
できているのだ。
「相手に勝ちたい」「タイトルを獲りたい」
では、そのことがゴールになってしまい、
燃え尽きてしまう。
藤井聡太の思いは、純粋に将棋を楽しむことなのだ。
本書では、師匠が、藤井聡太の集中力、構想力、平常心、
探究心を余すところなく語る。
●リスクを恐れなければ、それはリスクではない
●構想力とは、人生の目的である
●藤井は、なぜ携帯電話を近くに置かないのか
●面倒なことをすることが集中に繋がる
●集中しているのを忘れる時こそ、集中している
●得手不得手、好き嫌いが、平常心を妨げる
●客観的な「正解」ではなく、
主観的な「良い手」を指したい
それが 藤井聡太の魅力です。
温故知新
十七世谷名人の谷川浩二さんと
杉本さんの対談でも
聡太君のすごさが
浮き彫りになっています
一流の人たちの
言葉は すごいの一言です。
謙虚で相手を認め
切磋琢磨して
それぞれの分野を
高め合おうとされています
素晴らしい
きょうのひとりごと
すごい人は スゴイ
あらためて思うのです
いわゆる一流の人
あこがれます
人はあこがれの種をもつ
あこがれ いいですよね
あなたは 誰を憧れていますか?
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よろしくお願いします
今日も書籍力に感謝です